臨床検査薬・試薬

臨床検査薬・試薬事業Q&A

試薬キット

Q:マイクロプレートリーダーはあるがビーズ法の場合検体の測定はどうしたらよいか。

反応停止液添加後呈色液を一定量プレートに分注し測定することが可能です。

Q:esRAGE定量キットの扱いはあるか

内在性分泌型RAGE - endogenous secretory RAGE(esRAGE)定量キットは弊社にて製造しております。

海外へは、米国B-Bridge International社より販売しております。

国内ではB-B社提携の 岩井化学薬品様 八洲薬品様 でお取扱がございます。

Q:MMP TIMP 測定系 測定対象サンプルについて

測定系 血清 EDTA血漿 ヘパリン血漿 備考
MMP-1 ×* ×* *血清への添加回収試験で影響あり
MMP-2 △* NT *血清と血漿では測定レンジが異なる。血漿について検討データがないので△。
MMP-3 ×*   *血清への添加回収試験で影響あり
MMP-9 × × (1)血清の場合採血から遠心までの経過時間に依存してMMP-9濃度が上昇する。(2)抗凝固剤としてEDTA-2Na,Na-Citrateで得た血漿では採血から遠心するまでの経過時間(1-7時間)によるMMP-9の変動は少なかった。ただし、いずれも4℃で放置後遠心した血漿のMMP-9濃度に比し室温保存後遠心した血漿中MMP-9レベルが高い。本来血漿中のMMP-9レベルは低く室温で上昇しているMMP-9は血球由来のものと示唆された。(3)抗トロンビン作用の抗凝固剤ヘパリン処理血漿では採血から遠心するまでの経過時間が3時間までMMP-9濃度が上昇し3時間以上で一定になった。
TIMP-1 血清と血漿では測定レンジが異なる。
TIMP-2 ×* *血清への添加回収試験で影響あり Citrate-Na血漿は測定不可。

Q:TIMP-2キット クエン酸血漿は測定できますか?

血清への添加回収試験ではクエン酸Naの影響は見られませんでしたが、クエン酸Na血漿を測定すると検出限界以下となってしまいます。

原因についてはわかっておりませんが、TIMP-2測定の際は血清かEDTA血漿をおすすめします。

Q:他の動物種の測定はできますか

Rabbit, Rat, Mouse, Guinea pig 正常血清を用いて各項目を測定したところほとんど検出限界以下との結果を得ましたが

TIMP-1キット Rabbit(+)

TIMP-2キット Rabbit, Rat, Mouse, Guinea pig(+)

の結果を得ました。しかしいずれも定性的な反応として可能な域であることをご了解ください。

(TIMP-2 Rat血清 は定量も可能だが、標準品の問題もあり、定性として捉える)

Q:TIMP-1キットの検量線読み値について

TIMP-1測定の際 サンプルを41倍希釈しますが、検量線のTIMP-1濃度はあらかじめ検体希釈率(41倍)を乗じた数値で表示してあります。したがって41倍された検体は検量線の読み値がTIMP-1濃度となりますので、さらに41倍する必要はありません。

Q:TIMP-1キット サンプルを×41希釈するが、必ずしなければならないか

41倍希釈するのは血清や血漿などをサンプルとして用いた場合標準曲線から外れた値が得られてしまうためなので、TIMP-1濃度が低いと考えられるサンプル (例えば培養上清など)について 必ずしも希釈しなければいけないわけではありません。

ただし 希釈が必要な場合もありますので 測定者様が判断なさってください。

Q:MMP-9定量キットで血清サンプルが測定できないのは?

分離までの時間に依存してMMP-9濃度が変動(上昇)するためです。

(1)抗凝固剤EDTA-2Na, Na-Citrateで得られた血漿では採血から遠心までの経過時間(1-7hrs)によるMMP-9の変動は少ない。

ただしいずれも4℃で放置後遠心した血漿のMMP-9濃度に比し室温保存後遠心した血漿中MMP-9レベルが高い。

(2)抗トロンビン作用の抗凝固剤ヘパリン処理血漿では採血から遠心するまでの経過時間が3時間までMMP-9濃度が上昇し3時間で一定となった。