香粧品事業


技術力で化粧品素材の
価値を高める。
ーリポソーム化・凍結乾燥品・
ビタミンB6誘導体ー
リポソームとは生体膜の主要構成成分であるリン脂質により形成される微小カプセルです。生体への適合性や体内での分解性に優れたキャリアーである「リポソーム」へ有効成分を封入する事により、成分に様々なメリットが付加された化粧品原料が得られます。
リポソーム化のメリット
①配合が困難な難溶性成分の分散が容易になる
②分解しやすい不安定成分を安定にする
③成分を目的部位へ到達しやすくする
当社のリポソームは肌細胞のわずか1/500という、ナノサイズで、多層のマルチラメラ構造を示します。皮膚親和性に優れ、表皮バリアを通過し、角質層で徐々に内包成分を放出することが期待できます。また、当社ではこのリポソーム液を凍結乾燥することも可能です。リポソーム化や凍結乾燥品製造に関しては、現在も、複数のお客様の製品を受託製造しております。
「パナドキシン®P」は当社が開発し、特許取得したビタミンB6誘導体です。ビタミンB6は熱や光に不安定ですが、誘導体化により安定化し、各種ヒト試験も実施しております。国内外の様々な化粧品へ配合されています。
協和ファーマケミカルは、「リポソーム」 「凍結乾燥」 「ビタミンB6誘導体」 の技術力で、今後も世界中の “キレイ”に貢献してまいります。

当社リポソーム 電子顕微鏡像

分注機による充填作業

凍結乾燥機への仕込作業