#01
原薬製造への熱意に魅かれて。
私は、高等専門学校で有機・無機化学について学んでいました。もともと物質の記号や化学式などに興味があり、関連する仕事に就けたらと思っていたのです。企業説明会に参加したとき、当社は高専出身の先輩がたくさん活躍していること、世界中で必要とされている原薬を自社で製造していることを知り、技術力の高さに魅力を感じました。さらに私が入社をした頃は、会社が原薬製造事業へ舵を切ろうとしていた転換期でもありました。その熱意や勢いを感じ、ここで一緒にこれまでの知識を活かして頑張りたいと思ったのです。
#02
私のしごと。
反応槽という大きなタンクに原料を投入して反応させ、その反応が順調に進行しているか分析機器で確認します。このような操作を繰り返し、最終生成物の結晶を出荷用の容器に充填するまでが私の業務です。数百g製造するのに1ヵ月以上かかることもあります。まったく薬らしくないものが反応によりどんどん変化していくことや、実験のように手を動かす作業工程は楽しいものです。しかしこの仕事は仕込み間違いなどのミスが大きな事故につながる可能性もあるものなので、緊張感を持って、何度も確認をしながら進めています。
#03
ひとつのことを深める社員たち。
当社の社員は、ひとことで言うと「深い」人が多い。仕事についてはもちろんですが、プライベートでも得意分野についての知識が豊富で、情熱があるんです。私も皆さんの話を聞いて筋トレをはじめ、ハマりました(笑)。趣味が楽しめるような休暇の取りやすさも当社の魅力のひとつですね。私の今後の目標は、仕事も家庭の時間も充実させられるよう成長すること。担当できる品目を増やし、班のリーダーとなることを目指しています。機会があれば製造以外の業務にも携わって、チームのメンバーをまとめられるような深い知識を身につけたいです。